クレジットカードでの支払いをお勧めする大きな理由に、付帯保険が有ります。
品物を購入する際に、クレジットカードで支払う事で、損害保険が付いたり、或いは海外旅行の代金をカードで支払う事で、海外旅行傷害保険が付帯するのです。
因みに、海外生活を送り、今なお、海外出張の有る我が家では、この海外旅行傷害保険が一番の大きな目的で、クレジットカードを複数枚所有していました。
こちらで、クレジットカードの付帯保険について、詳しく解説します。
クレジットカードで支払う事で付帯する保険
クレジットカードには、カードで支払う事で付帯するショッピング保険や国内旅行傷害保険、そして海外旅行傷害保険等が有ります。
付帯保険は、いわゆる上位カード、例えば年会費が高額となるゴールドカード等になると、より手厚くなっていきます。
年会費永年無料のクレジットカードの付帯保険で重視して欲しいのが、海外旅行傷害保険になります。
海外旅行傷害保険
実は!
私も嫁も、クレジットカードを複数枚所有していたのは、この海外旅行傷害保険が目的でした。
先ず!知っておいて欲しいのですが・・・
もし海外旅行中に病気や怪我をし、現地の病院で治療を受けた場合、目玉が飛び出す程の治療費が掛かります!!
海外旅行中の治療費は桁違い
嫁の妹は、ヨーロッパの大学を卒業後、現地で就職し、そして現地の人と結婚、現在もヨーロッパに住んでいます。
そんな義妹の下には、学生時代の友人知人が頻繁に観光の際の拠点とし訪れているのですが、有る時、その友人の一人が交通事故を起こし、現地の病院のお世話になったのです。
その際の治療費が、なんと!
1000万円近く掛かってしまったのです!!
これは、大げさでも何でも無く、事実になります。
海外の病院で治療を受ける際、医療費の全額を自己負担する事になるので、半端じゃない金額になる事を覚えておいて下さい。
この時、妹の友人は友人知人に協力を頼み、カンパで賄ったのよね・・・。
私も妹に頼まれてカンパしたけど・・・あの治療費を聞いた時は、流石に驚いたのを良く覚えてるわ。
海外旅行に行く際、旅行代理店などチケットやホテルを予約すると『保険は大丈夫ですか?』と聞かれると思います。
『自分は大丈夫!』と思う方もいらっしゃるかもしれません。
『海外旅行でお金が掛かるし、節約の為にも保険の出費は・・・』と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、万が一の為にも海外旅行傷害保険は入っておくべきです!!
そして、
海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを利用すのがお勧めです!
利用付帯と自動付帯
クレジットカードの海外旅行傷害保険には、利用付帯と自動付帯の2種類が有ります。
利用付帯
クレジットカードの海外旅行傷害保険の利用付帯は、海外旅行料金をクレジットカードで支払う事で付帯する保険になります。
自動付帯
クレジットカードの海外旅行傷害保険の自動付帯は、そのクレジットカードを持っているだけで付帯する保険になります。
海外旅行傷害保険の自動付帯は、年会費の掛かるカードばかりと思っていたのですが、今回調べた所、少数ですが、年会費永年無料のカードにも有りました。
クレジットカードの利用付帯と自動付帯は、基本的に組み合わせる事が可能です。
つまり、利用付帯のクレジットカードで旅行代金を払い、自動付帯のクレジットカードを海外に持参すれば、2枚のクレジットカードの保険を受ける事が出来ます。
海外旅行傷害保険の視点でのお勧め
海外旅行傷害保険を重視して年会費永年無料のクレジットカードを選ぶとすると、自動付帯のエポスカードを軸に、楽天カードか三井住友VISAカードがお勧めです。
39歳以下の方は、JCB CARD Wもお勧めです。
楽天カード、三井住友VISAカードは利用付帯ですが、年会費永年無料のカードの中では高額となる保険が付帯しています。
そして、エポスカードは年会費永年無料ながら、海外旅行傷害保険が自動付帯となっています。
ただ、エポスカードの自動付帯の保険は、金額が少ないので、あくまでサブ的な利用がお勧めよね。
海外旅行の代金を楽天カード、或いは三井住友VISAカードで支払い、利用付帯の保険を受け、そして旅行にエポスカードを持参し、エポスカードの自動付帯の保険も合わせてカバーするのがお勧めです。
ヨーロッパに住んでいる妹は、来年出産予定なのですが、その際、妹のお産の手伝いに行くと言い、私の母は保険目的で楽天カードとエポスカードを作成しました。
元々、ポイントの面でも評価が高い楽天カードと、海外旅行傷害保険が自動付帯のエポスカードの組み合わせは、個人的にとてもお勧めです。